幼少期より芸術家であった父より厳しい指導を受けて育つ。
さまざまな職を転々としながら、ヨーロッパ、インドネシア、タイ、ハワイ、香港など洋の東西を問わず「文様」や「色彩」に惹かれ、海外を渡り歩く。
一時は専業主婦に憧れるも、まるで何か大きな力に導かれるようにデザインの仕事に携わるようになる。
その後、海外放浪の経験を活かし、オーガニックコスメの輸入会社でデザインの仕事をはじめる。海外メーカーとのやり取りの中で、世界の空気を感じデザインに取り入れることを研究。
そして、デザイナーとしてのアイデンティティが定まったころ、偶然の縁をいただき、日本屈指の卓球台メーカーにデザイナーとして引き抜かれ、入社。
5年間でデザイン・企画・マーケティング・ブランディングなど様々な経験を積み、2016年には実績を認められドイツの展覧会に招致される。2016年のリオでジャネイロオリンピック・パラリンピックにも深く関わり、デザインした卓球台は世界のメディアでも数多く取り上げられた。
2018年に独立し、スタジオ16を設立。
「デザインは、見える化されたメッセージ」をモットーに、クライアントが潜在的に抱える「思い」や、商品の隠れたコンセプトを独自のヒアリングから2次元・3次元化することを得意とする。
ブランディングやマーケティングの本質を捉えたデザインは、ネットショップ売上げを20倍、会社への問い合わせ件数を3倍にするなど、「結果につながる」と評判。
「美しさ」と「結果へのコミット」を信条とし、「洗練されていて、成果が出る」デザインを生み出し続けている。